ガラハッド小林の聖杯探索

アラサーの既婚男。日々是修行をモットーに趣味に生きる。

ジュラシックワールド2後編

どうも、ジュラシックワールド2鑑賞から2日経ってもう一回観てもいいかもと思ってきたガラハッド小林です。


この映画に個人的に期待していたのは恐竜の描写、迫力、前シリーズへのオマージュであった。


結論から言うと期待していたものは全てあったように思える。

恐竜の描写はもちろんあった。ただマニアックな知識が潤されることはなく、あっ、新しい恐竜おるわ程度のものだったように思える。せっかくおそらくバリオニクスやカルノタウルス、カスモサウルスとおぼしき恐竜が新しく出ているのに紹介はなく、知識欲を満たすことはなかった。

迫力は期待以上だった。2Dで鑑賞したのだが4Dを体験したいと思う内容だったと思う。後半は特に恐竜映画というよりもホラー映画であったので4Dとの相性は抜群ではないだろうか。近年は映画がいろいろな様式で体験できて素晴らしいと思う。

最後のオマージュも程よく散りばめられていたように思う。ハモンド出しときゃええやろ的なやっつけではなく、きちんと愛のあるオマージュでよかったと思う。ジュラシックパーク1の厨房のシーンのオマージュなどは笑みすら覚える良い出来であった。また、マルコム博士も良い役で出ていて物語も締まってgoodであった。


輸血!?!?逃すんかい!など突っ込みどころは挙げ出すとキリがない。

頭使わん映画かーと思っていたらこの映画のテーマは遺伝子工学と責任感、倫理観でもあるからちょっと訳が分からなくなる。


頭空っぽ娯楽映画でええやんと思わんこともないが、それに重いテーマを合わせてくる二律背反アンビバレンスな感じも悪くないのか?

個人的にはあまり分からない。


評価は72点


ブルーレイを買うかと言われれば迷うレベルである。


クリスプラットは個人的に好きなので買うとは思うが…笑